通常形 十二支守り本尊 |
通常形 千手観音 |
解説 | あなたも既に修学旅行などで行ったことがあると思うんですけど、京都駅近くにある妙法院三十三間堂(さんじゅうさんげんどう)は内陣の巾が118.2mもあって金色に輝く千一体の立像の千手観音様がずらーと並んでいますね。その壮観な迫力に畏敬の念を起こさない人はいないでしょう。まさに日本が誇る文化遺産です。その中央にあるのが中尊である大仏師、湛慶(たんけい)という鎌倉時代の名工が造った千手観音坐像。これは国宝で、すばらしい彫刻作品です。 この仏師、瑞雲作千手観音念持仏(たまご仏)は大きさや技巧に於いては足下にも及びませんが、やさしい切れ長の目、極限までデフォルメした体型、手を8本(よこにすれば∞無限)にしてウイットの効いた後ろの千手、頭上の十一面仏は、忙しい現代人に必要な菩薩の「大慈大悲」というエキスを詰め込んであります。 |
功徳は | 子年生まれ十二支守り本尊 諸々の苦難除去 所願成就 恋愛成就 夫婦和合 息災延命 罪障消滅 除病 福徳授与 子年生まれ守り本尊の功徳がある。 |
商品番号 | 身丈 頭頂から股下 |
総丈 | 材質 | 彫刻度 | 通常価格 | 特別価格 |
tama-senjyu1 | 6.5cm | 8cm | 木曽檜 | ★★ | ¥68,000 | ¥35,000 |
ご安置場所適応表 ◎最適 ○適応 △適不適有り | |||||||
玄関 | リビング | お仏壇 | 寝室 | 社長室 書斎 | 携帯用 | 美術コレクション | |
従来の仏像 | △ | △ | ◎ | △ | ○ | △ | ○ |
瑞雲作微笑仏 | ○ | ◎ | ◎ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ |
仏師 松田瑞雲 プロフィール | |
昭和28年 鹿児島生まれ 僧侶歴38年。仏師としても活躍。全国各宗派寺院の本尊を多数製作。ニューヨークで個展を開くなど芸術家としても多彩。 |
販売購入ガイド | |
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■お問い合わせについて 常時お問い合わせを受け付けております。 [お問い合わせフォーム] (〒289-1104) 千葉県八街市文違301−2074 東洋仏所 松田 瑞雲 電話 043−444−6691 特定商取引法に基づく表記 |
購入のポイント |
仏像は一代だけのものではありません。子孫の末七代まで祀られる尊いものですから、百年単位の基準で判断し、仏師に依頼して作り求めるものです。購入に当たっては価格の安さだけで選ばずに、良く熟考してご購入、注文しまよう。 また、種類としては仏師(日本人か外国人)による手彫り作品、機械彫り流れ作業の大量生産品、型に流し込んだコピー像(金物、プラスチック)の3種類があります。仏教の思想「草木成仏論」からいえばお祀りするには木彫作品が良いのです。在庫のある既製品よりは、細かくデザインや使用について要望を聞いてくれる仏師に製作依頼するのがベストです。世界に一つしかない仏師による芸術作品を子孫のために残しましょう。 詳しくは仏像購入のポイント |
念持仏観音菩薩像 私の体験記 |
20世紀最大の芸術家、ピカソは修業時代は大変な貧乏でありました。ニューヨークでその才能を認められるまでには人に言われぬ苦労をされたようです。着るものがズボン一つしかなく、夫婦で出かけるのにズボンをハサミで半分に切って、片方ずつはいたというエピソードが有りますが詳細は知りません。 「優れた芸術家は貧乏である」とアメリカ人は思っているのか、無名の芸術家の作品を収集する傾向があると聞きます。アメリカは建国以来あまり年月が経っていませんので文化の蓄積が少ないわけで、それが文化を大事にする国民性を生んだのでしょう。ニューヨークは町を歩くと右も左も芸術の塊、すれ違う人は何かしら芸術と関係のある職業の人にみえます。世界の芸術のメッカと言われるのもうなずけます。 私は良く「芸術家で生活が出来るのですか?」とか「今時、仏師という職業が存在するのですか?」と聞かれます。しかし、私は彫刻で生活が成り立つかどうか考えたことは一度もありません。独立以来仕事におわれっぱなしで26年目を迎えており、そのようなことを考える暇がなかったのです。 私の家には師匠から頂いた念持仏(持仏、内仏、枕仏ともいう)の聖観音像が祀ってあります。毎日、朝夕に読経と祈念をしていますが、師匠のお寺の 観音様から「仏師として生きるならば、社会的にも経済的にも守護してやるぞ」とお約束が有ったのが24才頃だったでしょうか。家内と結婚するとき、家内は兄弟から芸術家と結婚したら一生貧乏するからと結婚を反対されたようですが心配したことはなかったわけです。 それでも経済的ピンチの時期が一度ありました。それはニューヨーク個展で大金を使いそれが終わるや、今のところに自宅を買った時期。不景気に拍車がかかるころですがそのときも、「心配するな、ただ自分の道を淡々と進むように、必ず守護があるぞ」とまた、観音様からお約束を頂いたのです。これで、私の念持仏がなぜ観音像なのかおわかりいただけたでしょう。 |
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